ムーブメント教育・療法(Movement Education and Therapy)は、アメリカの著名な知覚-運動学習理論家である、マリアンヌ・フロスティッグ博士 (Frostig.M)が、長年にわたる研究と実践を集大成し、1970年に著書を公にし、体系化を行ったものです。
子ども(対象者)の自主性、自発性を尊重し、子ども自身が遊具、場、音楽などの環境を活用しながら、動くことを学び、動きを通して「からだ(動くこと)」と「あたま(考えること)」と「こころ(感じること)」の行動全体に関わる調和のとれた発達を援助します。
従来の単なる体育遊びや訓練的な身体運動ではなく、また、医学的療法を中心とした治療訓練でもありません。
対象の子どもたちだけでなく、支援者や保護者も含めた誰もが歓びと充実感を実感できる「人間尊重の理念に基づいた教育・療法」であり、今日の特別支援教育、子ども・子育て支援、療育などの要請に応えられる実践法といえます。
(日本ムーブメント教育・療法協会公式サイト http://jamet-npo.jp より一部引用)
詳しくは…、
➡ NPO法人日本ムーブメント教育・療法協会サイトへ
CMDゆうゆうでは、「ムーブメント教育・療法」の理論と方法論に基づいて実践を行っています。
その基盤の上に、ダンスやアートの要素を強化し、共に創る活動を重視した独自の「Creative Movement & Dance」のプログラムを展開しています。
CMDゆうゆうのメインスタッフは、日本ムーブメント教育・療法協会の「認定ムーブメント教育・療法上級指導者」の資格を取得しています。
また、和光大学大橋さつき教授の監修のもと、プログラムを実施しています。
CMDゆうゆうプログラム監修
大橋さつき先生
参照:和光大学大橋研究室のHP
CMDゆうゆうが運営する放課後等デイサービスcocoonでは、「ムーブメント教育・療法」に主軸とした療育プログラムを実施しています。
日頃の活動について、保護者や関係者のみなさまにご報告するために、会報「放課後等デイサービスcocoon通信」をお届けしておりますが、過去の通信で、ムーブメント教育・療法に関するミニ講座を掲載したものがありますので、その一部をここに公開します。
放課後等デイサービスcocoonで、ムーブメント教育・療法はどのように活用しているのか、共有いただければ幸いです。
(※無断転載はご遠慮ください。)
◆放課後等デイサービスcocoon通信No.11掲載
ミニ講座「人は動くことによって、自分を知り、世界を知る」
◆放課後等デイサービスcocoon通信No.12掲載
ミニ講座「運動遊びの中で『記憶する力』と『結びつける力』を育む」
◆放課後等デイサービスcocoon通信No.13掲載
ミニ講座「cocoonで大切にしている『ことば』の力」